2019年度「学問への扉」学生調査の結果の概要
【調査目的】
「学問への扉」のさらなる質の向上をめざし、実施した授業の実態についての学生の意識、満足度や能力向上の実感を把握すること、それらの年次比較を行うことを目的として、毎年度同一項目の質問紙調査を行っています。
【調査時期・方法】
受講する学生(おもに1年生)3344名を対象とした質問紙調査を2019年7月16日から8月31日までを回答期間としてオンライン(大阪大学教育支援システムKOAN)で実施しました(回答者数:2306名、回答率69.0%)。
【調査結果のポイント】
- 満足度は平均4.09(5件法)で全体の79.3%が満足と回答
- 研究の面白さを84.5%が感じていると回答
- 教員は、学生の発言の促進や、興味関心の引き出しについて試みていたと学生の90%以上が実感
- 学生は、意識や能力向上について、おおむね肯定的な回答をしており、「学問への扉」の効果が確認できた
【各項目の概要】
(設問1)当初希望したクラスを選んだ理由(当初抱いていた期待)について、あてはまるものを全て選んでください
(設問3)実際に今のクラスを受講して(当初の期待に対して)満足度はどのようなものですか?(5件法)
満足度平均 4.09
(設問4)研究の面白さを感じられた(6件法)
平均 4.58
(設問5)教員は授業(宿題、課題を含む)にどのような教育方法を取り入れていましたか?
(設問7)教員から、取り入れた教育方法について十分に説明があった(6件法)
平均 4.84
(設問8)教員は、学生の発言を促すように支援していた( 6件法)
平均 4.99
(設問9)教員は、学生の興味や関心を引き出すように試みていた(6件法)
平均 4.89
(設問10~17)「学問への扉」の効果についての学生の意識(6件法)
(設問18~28)学生の能力向上の実感(6件法)
調査結果の詳細につきましては、下記リンク先の資料をご覧くださいませ。
https://www.celas.osaka-u.ac.jp/wp-content/uploads/teacher/2020/tobira_questionnaire-results.pdf
また、調査の成果については、「成果発表」ページに記載のとおり学会などでも関連する発表を行っております。