• 文系
  • 外国語学
  • 2019年度

言語と文化の交差点

担当教員:ヨコタ ジェリー先生(言語文化研究科)

担当教員の狙い

  • 認知言語学や文化論を使えるようになってほしい
  • コミュニケーションが上手く取れるようになってほしい(相手とのズレをどのように是正するか)

  • 異文化、ジェンダー、宗教の多文化共生を目指してほしい

ここがオモロイ!!

  • 多様な特性をもつ学生に対応する!
  • 探求学習のための方法!

コースデザインと学びのプロセス

学びのプロセスと教授法

授業外学習

1

議論

発表

 
2

講義・映像視聴

議論

リーディング課題+関連ニュース持ち寄り

3

講義・映像視聴

議論

リーディング課題+関連ニュース持ち寄り

4

講義・映像視聴

議論

リーディング課題+関連ニュース持ち寄り

5

ペアワーク

発表

 
6

講義・映像視聴

議論

リーディング課題+関連ニュース持ち寄り

7

講義・映像視聴

議論

リーディング課題+関連ニュース持ち寄り

8

講義・映像視聴

議論

リーディング課題+関連ニュース持ち寄り

9

グループワーク

発表

 
10

資料収集

 
11

問題点の整理

 
12

発表提示資料作成

 
13

発表内容準備

 
14

発表会(口頭)

 
15

発表会(ポスター)

リフレクション

 

授業の概要(シラバスより一部引用)

性差別・人種差別・民族主義など、平和と正義を脅かす問題が多々あります。
一見ではこのような問題は言語と文化とあまり関係ないように思われがちかもしれませんが、この授業ではポピュラー・カルチャーやマスメディアにより社会問題に関する認識がどのように表現され、どのように再生産されていくかについて観察・分析します。
「文化の表象」や「交差性」など、基礎的な文化論キーワードを通じて、総合的に言語と文化の関係性を考察します。
具体的には、学生自身でダイバーシティに関連した興味のあるテーマを設定し、自由に調べて考えながら理解を深めることで探求の方法を学びます。

多様な特性をもつ学生に対応する!

本授業は様々な視点から見たダイバーシティについて考える授業ですが、授業の中でも、色んな特性を持つ学生が、それぞれ力を発揮できるような工夫がなされています。
ペアワークやグループワークが設定されますが、全員に無理なリーダーシップを強いないことを重視されています。
また、個人の力が発揮できるように、アウトプットの形式はオプションを作って尊重するようにされています。

例えば、最終の成果発表会は、スライドを用いたプレゼンテーションと、ポスター発表の2つを設定し、2つの特徴を示した上で、希望を募っておられます。
また、インプットの形式も、講義・リーディング・映像視聴と多様な形式を用いることで、学生の学習モードに対応されています。

探求学習のための方法!

問いのたて方

探究的な学習を促すにあたり、問いをたてることは、とても重要な局面でありながら、1年生にとっては困難に感じる学習活動です。
本授業では、自分自身でテーマを決めて、問いをたて、必要事項を調べて考察するという探求学習のサイクルが採用されていますが、学生が良い問いをたてるための工夫がされています。
まずは、学生にとっての身近な事例を教員が提供し、難しい内容については、映像を使用してイメージが湧きやすいようにされています。
具体的に、問いをたてる際には、まず授業で学んだキーワードを用いながら考えるワークが行われます。
このように十分大学の学習に慣れていない1年生には、小さな目標の達成を繰り返しながら問いをたてることが重要となります。
また、問いをたてるためには、他の学生や、教員とのやり取りを繰り返しながら洗練していく必要がありますが、教員は学生に頭ごなしに否定することなく、答えを与えるわけでもなく、いくつかのオプションを提示しながらフィードバックすることで、学生が自分自身で考えることを実現されています。

学習としての評価

学問への扉は合否科目のため、学習目標が、学生にとってどの程度達成できたのかが見えにくい状況です。
しかし、評価は学生の学習に寄与する役割もあります。
本授業では、学生の個人プロジェクト発表の際には、内容構成・プレゼンテーションについて、評価基準を予め学生に示した上で、評価されます。
そして、次の授業の冒頭でフィードバックすることで、学生は次の活動に向かって修正をすることができます。
こうして、成果を評価ならびにフィードバックすることで、次の学習行動に良い影響を与えます。
成績だけではなく、学生のやる気をあげるために評価を導入することも効果的です。

リフレクションを促す方法

本授業では、成果発表のあとにリフレクションの機会を設けてこれまでの授業のふりかえりを行います。
その際、単に感想を言い合うのではなく、「印象に残ったこと・自分がプレゼンしてどう感じたのか・全体として学んだことはなにか」という事柄を一人ずつじっくりと話し、記憶に留まる工夫がなされています。
活動が伴う授業の場合は特に、自分自身の経験をふりかえり分析するリフレクションを設けることが有効的です。